給与所得の源泉徴収票の見方

◆源泉徴収票とは?
・1年間に会社から支払われた給与等の金額と、自分が支払った所得税の金額が記載された書面。法律により提出が定められた法定調書の1つ。
・記載内容は①支払金額、②給与所得控除後の金額、③所得控除の額の合計額、④源泉徴収税額、に区分される。
・作成するのは年末(調整完了後)か退職時。

①支払金額
1年間に支払われた給与と賞与の額面金額。いわゆる年収です。
あまり無いケースですが、もし自分の把握している金額と大きく異なるようであれば確認をお勧めします。

②給与所得控除後の金額
①から給与所得控除金額※1を引いた金額です。
※1『従業員にとっての必要経費』とみなされる金額で、支払金額(年収)に応じて決定されます。

③所得控除の額の合計額
以下2つの金額の合計額です。
・毎月給与から天引きされてきた社会保険料等(過去記事参照)の金額。
・年末調整で初めて控除される扶養控除、配偶者控除、医療費控除、生命保険料、地震保険料等の金額。各個人の状況により異なるため詳細は割愛します。

④源泉徴収税額
今年納めるべき所得税の金額です。
②から③を引いた後の所得金額に応じて決定されます。
また、さらに復興特別所得税額として上記で算定された税額に2.1%を乗じた金額が加えられます。

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