【後編】TOEICで900点以上取る方法
前回の記事ではTOEICで900点以上を取るに当たり、私の元々の英語力や使用教材、勉強時間など基本的な事を書きましたが、今回は実際にTOEICで900点以上を取るために重要となる具体的なポイントを4つ紹介します。
前提として、大学受験なら偏差値60以上のある程度の学力があることと、勉強期間はせいぜい2〜3ヶ月程度を想定しています。
①テキストの種類
まず使用するテキストは本番形式の問題集です。
TOEICの問題集は数え切れないほど発売されており、その中には文法、リスニングまたは長文に特化したものなど色々あります。
しかし、あくまで目的は本番のテストで高得点を取る事で、そのためには本番形式の問題集を使用するのが一番効率良いです。
②テキストの数
最低3冊から多くとも5冊までです。逆に1、2冊ではダメです。
その理由は次のポイントに関係しますが、多すぎると1冊ずつに対する習熟度が落ちることと、少なすぎると知識量が不足するためです。
③勉強方法
満点を取るまでひたすら繰り返します。
途中でリスニングを止めたり、長考して時間をオーバーしても問題ありません。また、答えを覚えてしまっても大丈夫です。
最終的には全てのテキスト・全ての問題で時間内に満点を取れるようなれば、高得点を取るだけの読解力・リスニング力・知識量は全て備わっています。
練習で出来ない事は本番でも出来ないので、まずは練習で時間内に満点を取ることを目的にします。
④試験本番
万全のコンディションを整えて2時間集中します。
当たり前の事に聞こえますが、日本人にとって外国語にあたる英語の試験を2時間集中して受ける事は容易ではありません。
2時間集中して最後まで終えるか、途中で集中を切らしてしまうかで点数は大きく変わります。
実際、受験された方のほとんどは途中で集中力が切れてしまった経験があるのではないでしょうか。
◆最後に
まとめると、TOEICで900点以上を取るためのポイントは、3〜5冊の本番形式の問題集を時間内に満点取れるまでやり込み、試験中は2時間絶対に集中力を切らさない、ということだけです。
前回の記事と同様に非常にシンプルかつ容易な内容なので部分的にでも似たような事をしていた方は多いと思います。
ただ、逆に全てについてやり切った方はかなり稀ではないでしょうか?
それだけ900点以上という高得点を取るのは簡単なようで難しいですが、これができればお金も時間もそれほどかけずに目的を達成できます。
特にTOEICを人事評価の対象としている企業にお勤めの方には非常にコスパの良い投資ですので、ぜひ実践することをお勧めします。
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